神宮の森透析医会

第2回学術集会が開催されました。

平成22年2月4日に明治記念館において第2回学術集会を開催いたしました。最初に2月1日付で当センターに着任した菅野義彦講師が「血液透析・腹膜透析患者の水・栄養管理」と題して食事摂取量と予後に関する臨床研究を中心に最近の話題を提供しました。引き続き国立国際医療センター戸山病院腎臓内科医長日ノ下文彦先生に「透析でちょっと気になる感染症 —インフルエンザ、HIV、結核を中心に—」をご講演いただきました。それぞれの感染症について基本的な知識から現状での対策を含めた最新の情報を分かりやすく解説していただき、質疑応答ではフロアの先生方から質問された現場での問題点についてご討議をいただきました。今回も50名以上の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。なおこの中で本会の名称を「神宮の森透析医会」と変更することが提案され、出席者の皆様にご承認をいただきました。第3回は9月2日木曜日に予定しております。今後は症例検討の形式での発表も検討しており、より実際に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。