神宮の森透析医会

第7回学術集会が開催されました。

平成24年9月6日に明治記念館において第7回学術集会を開催いたしました。一般講演として慶應義塾大学医学部腎内分泌代謝内科の水口斉先生が「慢性血液透析患者のバスキュラーアクセスに対するエコー下PTA」として、近年普及が進んでいる超音波モニター下でのPTAについて現状と慶應義塾大学病院での開始見通しについて発表いただきました。また教育講演は東京女子医科大学糖尿病センター講師の馬場園哲也先生に「糖尿病透析患者の血糖管理」と題して糖尿病治療の意義や透析患者における管理法、治療法の変遷について豊かなご経験をもとにまとめられたデータを中心に広範にご講演いただきました。いずれのご発表でもフロアの先生方と自由な雰囲気の中で活発な意見交換をいただき、内容の理解を深めることができました。

 
林 松彦 先生(オープニングリマークス)  
菅野 義彦 先生(座長) 水口 斉 先生
中里 優一 先生(座長) 馬場 園哲也 先生
会場の様子
懇親会の様子

今回も約40名の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。第8回は平成25年2月5日または12日火曜日に東京大学医学部教授の南学正臣先生をお招きして開催する予定です。

今後もさまざまな形でご参加いただいた先生方に、実地透析医療に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。