神宮の森透析医会

第3回学術集会が開催されました。

平成22年9月2日に明治記念館において第3回学術集会を開催いたしました。今回から症例提示のセッションを新設し、江戸川橋鈴木クリニック院長の鈴木誠先生に「オンラインHDFが有効だったと思われる膵炎+DM+MIAの一例」を、代々木山下医院院長の山下賀正先生に「シナカルセトで再発した上皮小体機能亢進症に対するPEIT療法」をご発表いただきました。どちらの発表からも長年のご経験に裏打ちされたすばらしい診療の様子をうかがうことができました。

鈴木誠先生 山下賀正先生 草野英二先生

また教育講演は自治医科大学内科学講座腎臓内科学部門教授の草野英二先生に「透析と老化を巡る話題」と題してKlotho遺伝子の話題を中心にご講演いただきました。いずれのご発表でもフロアの先生方と自由な雰囲気の中で活発な意見交換をいただき、内容の理解を深めることができました。

今回も50名以上の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。

第4回は平成23年2月3日木曜日に予定しております。今後もさまざまな形でご参加いただいた先生方に、実地透析医療に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。