神宮の森透析医会

第15回学術集会が開催されました。

平成28年9月8日に明治記念館において第15回学術集会を開催いたしました。一般講演として、女子栄養大学臨床栄養医学の坂本香織先生による「平均透析歴30年の患者における栄養管理によるADLの維持とリスク遺伝子多型の克服」と題した食事療法に関する発表と、慶應義塾大学医学部外科学(心臓血管)教室の山﨑真敬先生による「透析症例における低侵襲大動脈弁置換術の実際」と題した心臓手術のアップデートについての発表をしていただきました。また教育講演は、厚木市立病院院長の山本裕康先生に「新しい腎性貧血治療ガイドラインは何を目指したのか」と題して、ガイドライン作成を通じてわかった貧血治療の課題についてご講演いただきました。いずれのご発表でもフロアの先生方と活発な意見交換をいただき、内容の理解を深めることができました。

今回は約80名の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。

坂本 香織先生 山﨑 真敬先生
林 松彦先生(座長) 山本 裕康先生
菅野 義彦先生(座長)

第16回の学術集会は平成29年2月2日に予定しております。今後もさまざまな形でご参加いただいた先生方に、実地透析医療に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加下さいますようお願い申し上げます。