神宮の森透析医会

第6回学術集会が開催されました。

平成24年2月9日に明治記念館において第6回学術集会を開催いたしました。一般講演として慶應義塾大学医学部循環器内科講師の河村朗夫先生が「透析症例の心臓病に挑む」と題して、透析患者における冠動脈、弁疾患の特徴とそれを考慮したカテーテル治療に関する最新の知見について自験例を中心にご発表いただきました。

 
林 松彦 先生(オープニングリマークス)  
菅野 義彦 先生(座長) 河村 朗夫 先生
中元 秀友 先生(座長) 新田 孝作 先生
会場の様子

また教育講演は東京女子医科大学第四内科主任教授の新田孝作先生に「透析療法に伴う血管石灰化の病態と治療」と題して、長年の基礎研究や臨床研究で培われた透析患者の血管病変についてのお考えを広範にご講演いただきました。いずれのご発表でもフロアの先生方と自由な雰囲気の中で活発な意見交換をいただき、内容の理解を深めることができました。

今回も約60名の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。

第7回は平成24年9月6日木曜日に予定しております。今後もさまざまな形でご参加いただいた先生方に、実地透析医療に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。