神宮の森透析医会

第5回学術集会が開催されました。

平成23年9月1日に明治記念館において第5回学術集会を開催いたしました。一般講演として慶應義塾大学医学部内視鏡センターの細江直樹先生が「外来維持透析患者に対するカプセル内視鏡を用いた小腸病変のサーベイランス」として、最新のデバイスであるカプセル内視鏡検査を松川重明先生のクリニックで大規模に行った非常に貴重な研究についてご発表いただきました。

 
林 松彦 先生(オープニングリマークス)  
菅野 義彦 先生(座長) 細江 直樹 先生
出口 修宏 先生(座長) 高橋 公太 先生
会場の様子 会場の様子

また教育講演は新潟大学大学院腎泌尿器病態学分野教授の高橋 公太先生に「腎移植 ~ CKDの治療概念からみた理想的な腎移植~」と題して、今日では一般的な治療となっているABO不適合移植の実践とそれを裏付ける基礎研究について確立されてきた過程を広範にご講演いただきました。いずれのご発表でもフロアの先生方と自由な雰囲気の中で活発な意見交換をいただき、内容の理解を深めることができました。

今回も約50名の方にご参加をいただき、講演後の懇親会も和やかな雰囲気の中で盛会裡に終わりました。

第6回は平成24年2月9日木曜日に予定しております。今後もさまざまな形でご参加いただいた先生方に、実地透析医療に即した知識や情報を共有できる機会を提供したいと考えております。皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。